美と技の追求
◆料理教室で高齢男性も“料理の鉄人”に
岩手県/小川メンズグルメ ▲レシピを片手にさじ加減 「男子厨房に入るべからず」などと言われて育った世代が、保健婦さんの熱心な勧めで、60歳以上の男性ばかりの料理教室を開催。月1回2時間の活動で、保健婦さんや栄養士さんのレクチャーを受けて、実習に入ります。最初は米のとぎ方すらわからなったメンバーですが、今では町内の一人暮らし高齢者や幼稚園児を招いて食事会を開いたりと、地域ボランティアにまで発展しています。自分たちの活動を知って、他の地域でも男性の料理教室が増えてきているのが会の励みとなっているそうです。 ◆主婦の技が講じて、講師に引っ張りだこ
千葉県/安達静枝さん・81歳 ▲ホームクリーニングの実習 4人のお子さんを育てあげた経験をもとに、松戸市の「成人学級」で家庭でできるホームクリーニングの講師になったのがきっかけ。その後、さらに研究を深め、衣、食、住に係わる主婦の知恵をさまざまな講座で指導しています。執筆した『家事と整理の知恵』や、自費出版した『おばあちゃんのとっておきの手箱』は人評判に。さらに、テレビや婦人雑誌でも取り上げられるなど引っ張りだこです。50代半ばからの心細い出発だったけれど、多くの人との出会いで勇気づけられたそうです、
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